徳風会　

徳風会とは各人の宗教や信仰、宗旨宗派の別なく、各家各家族の正しい先祖祭祀の方法をお教えし指導するとともに、様々な陰徳（いんとく）を積みその功徳によって、自身や子孫の幸福と発展を図ろうとするる浄行団体であります。

陰徳とは

陰徳とは人知れず、また見返りを求めず善行を行う行為をいいます。逆に人が見知りするような形でで良い行いをする事を陽徳といいます。 具体的には、と申しますと様々な行為があげられますが、ひとりでできる身近なものから人と協力して行うものまであります。 徳風会では、この陰徳を積む行為を陰徳浄行（いんとくじょうぎょう）と呼んでいます。すなわち「無縁墓及び周辺の清掃」、「有縁無縁慰霊供養塔建立」、「地蔵尊影の奉流と放生会」、「家庭内での先祖祭祀（神仏を正しく祀る方法）の指導」などを行っています。

「無縁墓及び周辺の清掃」と「有縁無縁慰霊供養塔建立」〜お墓のおそうじで功徳積みに感謝

施主不明でお祀りする人の無い墓石や土地の整理等で新たに旧墓を一カ所に集めて供養する場合などで有縁無縁慰霊塔に祀られている人たちは、「その土地の先祖」、「寺院の昔の檀家」、「ご自身のご先祖様」、「その土地の開拓者や土地の先住者」などその土地と寺院に直接または間接に関係があった方々ばかりです。それら石碑を単なる石とせず祀られている人、ひと同然として粗末にせず清洗し功徳を積まさせていただく事に感謝しながら行います。 この浄行は毎月全国各地の徳風会で多数の人々が集まって行われています。

實光寺様での浄行の様子 http://www.youtube.com/watch?v=my3ztSp81Dw

平成24年度　新大仏寺の浄行の様子 http://www.youtube.com/watch?v=9dibpzxZ-N8

「地蔵尊影の奉流と放生会」〜現世利益祈願と御先祖様追善回向

徳風会では、全国各地で地蔵尊影奉流と放生会の浄行を開催しています。 その中でも京都嵐山においては毎年五月と十月に開催される全国徳風会地蔵尊影奉流と放生会が 徳風会の-中では最大の行事となっています。 「地蔵尊影の奉流」 地蔵尊は釈迦入滅-以後から弥勒菩薩が世に現れるまでの間、現世の衆生を救うために出現した菩薩です。この地蔵菩薩の尊影を一枚の紙を２４枚に切った物に印行したものを開眼し、祈願しながら一枚づつ河水に流すことを功徳を積みの一つとしてお勧めしています。 地蔵尊影奉流の起原は江戸時代から伝わる故事を起源としています。 「放生会」 放生とは、生命を取られようとする鳥獣魚などで人間に害を与えない動物を放って生命を助けるのが本意です。そして救われたその動物の喜びを功徳として御先祖様の追善回向、生存者に対する善行とするのが目的です。 放生会は近年始まったのではなく、古く唐の粛宗皇帝は天下に勅して放生池を作らせたとあり、また日本では持統天皇三年八月に放生所を定められたので八月十五日に行うのが例となりました。 徳風会では地蔵尊影の放流と共に行っています。

平成24年秋　全国徳風会地蔵尊影奉流と放生会の様子 http://www.youtube.com/watch?v=f9gww4hzUZE

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私共は、初代竹谷聰進先生より享けましたお墓の遥拝所にしてお位牌を祀る家庭内での祭祀、すなわち仏壇　の祀り方とその吉相をまとめる福相御本尊の謹作に関わる御指導内容を忠実に守り続けています。

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