ごあいさつ


 先代であります故悠樹光は昭和4年、京都鴨川五条の畔に生まれ、昭和21年、京都市立美術工芸学校彫刻科を卒業後、七条仏所の流れを汲む京仏師並河祐浄師に師事し50猶余年仏像彫刻の道に専念してきた先々代浄光に師事しました。
 昭和31年より、墓相家で竹谷式吉相墓宗家の竹谷聰進(たけたに・そうしん)師とご縁をいただき専ら福相御本尊と吉相仏壇の御指導をいただきました。京都の大徳寺山内総見院の聖観音菩薩等、数々の御本尊を謹作してきました。
 昭和40年、浄光没後、悠樹光は父の意志を継ぎ,二代目そして三代目竹谷聰進師の御指導を賜り平成20年5月31日逝去の日まで専ら福相御本尊並びに吉相様式仏壇・仏具を謹作、正しい祀り方をご説明致し、皆様にお納めしてまいりました。
 以後、故人に師事してまいりました長男柿本啓祐貴が業務を引き継がせて頂く事になりました。
 故悠樹光は初代竹谷聰進師より享けた御指導を正しい形でお迎えいただく様に、合掌されます御施主様の為に精魂を傾け真心込めて福相御本尊の彫刻及び吉相仏壇の謹作に取り組んで参りました。その姿勢と精神を受け継ぎ、より一層御施主様にご満足頂けます様、努力を重ねて参る所存でございます。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

啓祐貴



最後になりましたが当ホームページをご覧いただきまことにありがとうございました。

合掌