お仏壇の最上段で一番奥、すなわち須弥壇に安置します。ご尊家様ご先祖様方やご家族をお守り導いて下さる力を持つといわれています。宗派により在家様ご本尊の姿形は異ります。

　御本尊様の両脇に一対安置します。ご本尊様を助けられるお働きがあるともいわれています。ご本尊同様宗派により異り、一般的には宗派で定められた諸仏諸尊、開山開基の高僧を安置します。　

　他界された大切なご家族を偲び語りかけ心をよせ供養する対象、ご先祖様方そのものといわれます。ご尊家様の過去から未来へと受け継いでいく命の象徴ともいえるでしょう。
　通常は忌明け(四十九日･三十五日)時に「白木位牌」に替えて用意します。ご先祖様の戒名、俗名、ご命日、行(享)年を刻み(書き)御仏壇に安置します。

^仏天蓋

　熱署雨露埃を避けるの意で仏様の頭上にかざす荘厳具です。

　仏壇内の宮殿の軒や天井に下げますやの上からつるし、仏様の世界を表す荘厳具です。
 真宗大谷派のお仏壇では輪燈と組み合わせた「輪燈瓔珞」を用いる事もあります。     

　生花を供える一方、永久に枯れない花として仏様に供えるために置きます。

　仏壇の中を明るく照らすために吊ります。

　仏壇の中を明るく照らすために吊ります。油を入れた皿に灯心を浸して灯火しますが、最近では小さな電球を使用す事もあります。　　
　宗派のより定められた意匠や各宗派向の形があります　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　香炉、燭台一対と花瓶一対で五具足と称し、それぞれ一つで「三具足」といいます。
仏様の喜ばれるお香を焚いたり灯明、生花をお供えします。

　線香や抹香を焚いたりする道具です。宗派によって線香を立てたり、何本かに折って寝かせて使用します。

　仏壇の中、須弥壇の下の段に置きます。この上には三具足か５具足の香炉、花瓶、燭台を置きます

　前机(卓)や須弥壇上の上卓に敷き垂らす仏前の荘厳具です。
　仏さまの舞い降りられる所の敷物や衣という意味もありますので四季にあわせてたり法要時には特別なものを用意されたりなど、お着替えされるお道具です。
　四角形が多く使われますが、阿弥陀如来を御本尊とする浄土教系では三角形のものを使用します。　

　毎朝（夕）ご飯を炊かれたときに家族が食べるのと同じものを仏飯器（仏器）に盛って御供えします。

　上記仏飯器と同様にお茶を供えるためのものです。 

　浄土真宗で用いられます。最も仏様の近くに置く香炉が火舎香炉です。普段はほとんど使用することはありません。華瓶一対は仏前を浄めるために２〜３枚の樒の葉を供えるための一輪挿しです。

　お菓子や果物などのお供え物をするための盛り物台です。

　お参りやお勤めの時にたたく鳴り物です。

　日常はお寺さんのお参り時（読経や称名）に用います。宗旨によって使うものと使わないものがあります。

　仏壇の前に置き、経本をのせる机です。他にも前香炉や香炉、以外の五具足や線香差し、香合、、マッチ消し、念珠などいろいろ置きます。

　仏壇の開眼、お盆、お彼岸、お正月、身近な仏様の命日に仏壇に供えます。一汁三菜（ご飯・おつゆ・煮物・香の物等）を用意します。 霊具膳ともいいます。

　焼香時に使う抹香の器です。日常は経机の上に置いておきます。

　浄土真宗の仏具です。蓮如上人が弟子たちに正しい浄土真宗の教えを伝えるために書かれた手紙を綴ったものです。本願寺派は（ごぶんしょう）、大谷派は（おふみ）と呼びます。

　過去帳には御先祖様の戒名（法名）、俗名、死亡年月日、行年を書きます。見台は過去帳を置く台です。