福相御本尊は
初代 竹谷聰進先生が御研究・御考案された御本尊です
初代竹谷聰進師より幾度となく御指導を得て、現在の相になりました。外観上の特徴としては、子孫の為に活躍していただけるよう「若さ」を表す意味でふくよか、童顔に彫刻しております。また人相・手相も最高の相を表し、左足の親指を少し控えめに上げておられるのは、動き出そうとする、行動力を表現しております。
『基準寳暦』や『徳のあけぼの』にも御本尊の相としての記述がございます。その特徴を初代先生は私共に眼の形、鼻の形、口元の形、手や足の形、バランスなどひとつひとつの形を詳しくご指導下さいまして、具現化されました。そのご遺志を正しい形で、「相」・「形」に到るまでに、ひとつひとつの意味とその彫刻時の心持など指導を受け、お施主様毎に心をこめて一体一体彫刻した「福相御本尊」お納めさせていただいております。
福相御本尊は、ほかでもなくお迎えいただいたお施主様家の御本尊様です。その為にも御下命を受けましてからお施主様毎に彫刻致します。また、初代先生の命を守り様々な特徴、加飾荘厳も華美に走らず謹作しております。
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