福相御本尊について

福相阿弥陀如来 標準仕様
主に浄土系、天台宗系の御本尊様です

福相御本尊は
初代 竹谷聰進先生が御研究・御考案された御本尊です

 初代竹谷聰進師より幾度となく御指導を得て、現在の相になりました。外観上の特徴としては、子孫の為に活躍していただけるよう「若さ」を表す意味でふくよか、童顔に彫刻しております。また人相・手相も最高の相を表し、左足の親指を少し控えめに上げておられるのは、動き出そうとする、行動力を表現しております。

 『基準寳暦』や『徳のあけぼの』にも御本尊の相としての記述がございます。その特徴を初代先生は私共に眼の形、鼻の形、口元の形、手や足の形、バランスなどひとつひとつの形を詳しくご指導下さいまして、具現化されました。そのご遺志を正しい形で、「相」・「形」に到るまでに、ひとつひとつの意味とその彫刻時の心持など指導を受け、お施主様毎に心をこめて一体一体彫刻した「福相御本尊」お納めさせていただいております。

 福相御本尊は、ほかでもなくお迎えいただいたお施主様家の御本尊様です。その為にも御下命を受けましてからお施主様毎に彫刻致します。また、初代先生の命を守り様々な特徴、加飾荘厳も華美に走らず謹作しております。

 
各宗派により次の仏様を御本尊とします

真言宗(金剛界聖観世音菩薩)
禅宗系(聖観世音菩薩)

浄土宗・時宗・天台宗山門派 等
阿弥陀如来

 

 

浄土真宗系 諸派
阿弥陀如来

日蓮宗
日蓮聖人 三宝尊(一塔両仏)

浄土真宗系は、阿弥陀如来を本尊としますが派により光背の形が異なります。写真は本願寺派・興正派の形です

御本尊様の大きさは 基準寸法・大型寸法・小型寸法の3種ございます。いずれも吉寸法にて彫刻いたします

御本尊様の材質は 白檀材・白檀色に彩色した檜材を用います

仕上げ方法は上記画像の標準仕上げのほか、別上普及仕上(基準)・新普及仕上(基準、小型)がございます(日蓮上人を除く)

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